現在の利用状況を知ることが最適化への第一歩になります
インターネット・電子メールが普及した現在でも、郵便や宅配便の利用は欠かせません。
郵政公社の民営化により、今後も便利なサービスが登場するものと思われます。定期的に確認することをお勧めします。
最適なサービスを探すためにインターネット上の「郵便料金シミュレーター」や「送料の虎」などのお役立ちサイトを活用してみましょう。
一定期間の利用内容、頻度、コストなどを洗い出した上で、自社にあったプランを調査します。
大きな数になりそうな場合は、各社が提供している大口割引サービスを検討してみましょう。
郵便代の節約
用途に応じたサービスを利用することで、コストを最小限に抑えることができます。
適材適所に対応できるよう、郵便局も様々なサービスを展開しています。
書き損じのはがきを交換
書き損じのはがきは、1枚5円の手数料で新しいはがきや切手に交換してもらえます。
官製はがきは一枚50円なので、新しいものを買うより断然経済的です。
エコーはがき
「エコーはがき」は、はがきの表面下部分に企業の広告が印刷されたはがきのことです。
広告主が1枚につき5円を負担しているため、普通のはがきよりも5円安い45円で購入することができます。ただし、発行枚数が少ないため、若干入手が困難です。
- 郵便代を節約するPOINT
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- 1個あたりの割引額はわずかでも、積み重なると大きな節約効果になる。
- 新しいサービスが登場していないか、定期的に確認する。
宅配便代の節約
宅配の送料は、重量、配達先によって変わりますが、各宅配会社がさまざまなサービスを実施しており、利用することで荷物1個につき50~200円程度の割引が受けられます。
メール便
ヤマト運輸の「クロネコメール便」は、A4サイズの荷物を全国一律80円(翌日配達はプラス100円)で配達可能です。本や書類などの比較的軽い商品を送る時に便利サービスです。
※ 2015年3月31日を持ちまして、クロネコメール便は廃止となります。
バイク便代の節約
突然のトラブル等ですぐにデータ等を届けなければならないとき、バイク便はとても助かります。
しかしバイク便のコストは高く、都内でも距離によって1,000~5,000円程度(1回当たり)かかります。
非常に便利ですが、月に何度も使う場合は、他の方法も検討した方がいいでしょう。
オンラインストレージ(大容量ファイル転送サービス)
大きなデータを送るために、バイク便を使ってCD-RやDVDなどを郵送している場合、オンラインストレージの活用が効果的です。メールの添付ファイルでは送ることができないほど大きなデータを送る方法として、従来はバイク便が一般的でした。
しかし、通信技術の革新により、今ではインターネットを利用して、大きなデータのやり取りを低価格で行うことができるようになっています。
費用は、容量や通信速度などによりさまざまです。
コスト削減効果のほかにも、データ送信に時間がかからない(即時性)ことや、データが外部に漏れることがない(安全性)ことなど、多くのメリットがあります。
- バイク便代を節約するPOINT
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- 計画的に業務を行い、できる限り郵便や宅配を利用する。
- データの郵送には、オンラインストレージを利用する。