FAXそのもののやり方を変えることで削減が可能です。
多くの企業で使われているFAX(複合機含む)。
コスト削減を考える上で最初に行うことは「どれくらいのコストがかかっているのか?」を把握することです。
しかし、FAXにまつわる費用は多岐にわたるため、実態を把握するのが困難です。結果、どこに手をつければよいのか分からず、
コスト削減の対象から外れてしまうことも多いのではないかと思います。
そこで今回は、FAX費削減について考えてみます。
FAXにかかるコスト
一般的に下記の料金がかかります。
- FAX機代(リース代・購入費)
- 月額使用料金
- 送信料金
- FAX用紙代
- FAXトナー代
上記のように様々な項目があるため、一つ一つの項目にどのくらいのコストがかかっているか把握するのは、困難です。
FAX費削減のポイント
インターネットFAXを利用する
インターネットFAXとは、従来のFAXのように送受信に電話回線を使うのではなく、インターネット回線を通してFAXの送受信を行うサービスのことです。 IP電話と同じようにネット回線を利用したFAX通信のため、通信コストは格安です。
【インターネットFAXのメリット】
- FAX機の導入が不要なため、リース代(購入費)がかからない
- FAXで必要となる用紙代やトナー代が不要
- 初期費用をかけずに導入が可能
- いつでもどこでもFAXのやり取りが可能
その他、FAX機の紙詰まりによるトラブル対応や場所の問題などを考えると、インターネットFAXを利用することで得られるメリットは少なくありません。
不要なFAXを出力しない
FAXの設定を自動出力から選択出力に変更する。
これにより、営業DMやチラシなどの出力を抑え、用紙代とトナー代を削減します。
メーカー純正インクを汎用インクに変更する
インクリボンはメーカー純正品と、国内インクリボンメーカーが製造した汎用品があります。
一般的に汎用品は廉価で純正品より安いため、汎用インクを使用することでコストの削減が可能です。
- FAX費を節約するPOINT
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- インターネットFAXの利用を検討してみる
- FAXの自動出力を選択出力に変更する
一つ一つの項目を洗い出して、各々の項目を安くする方法を考える手法もありますが、 インターネットFAXのようにやり方を根本的に変えることで、大きなコスト削減に繋がることもあります。 コストをかけずに同じ(またはそれ以上の)効果を代替できる手段はないのか?も含めて考えてみると、新しい発見があるかもしれません。