ターゲットを明確にすることが、DM費削減のコツ
DMは、今でも多くの企業で使われています。
DMを送付することで新規顧客獲得も見込めますが、デザイン費や印刷費、発送費などの多くのコストがかかります。そのDM費をいかに減らすか?
今回はこのDM費を削減し、効果的に集客する方法を考えてみます。
DM費のコスト構造は?
主なDM費のコスト構造は以下に分別できます。
- 企画&デザイン費
- 印刷費
- ラベル出力・貼り
- 封入・封緘(封筒使用時)
- 発送費
企画・デザイン費には大きな開きがありますが、伝えたい内容が明確になっているかを確認しましょう。安価で作成しても何も伝わらない内容であれば本末転倒です。
印刷に関しては、用紙の種類やサイズ、色数、発注枚数などでコストが変動します。
基本的に発注枚数が増えれば1枚あたりの単価は安くなります。
DM費削減のポイントは?
相見積をとる
DM費には多くの項目が含まれるため(デザイン費や印刷費、発送費など)、何社かに相見積を取り、各コストの値段を明確にすることをオススメします。
企画・デザインはA社、用紙・印刷・加工・発送はB社といったように適材適所に業務を依頼することで、コスト削減につながる場合もあります。
送付先のターゲットを明確にする
DMを送る際、もっとも無駄なことは、まったく関係のない企業にDMを送付することです。
その場合、中身を見られることなく捨てられる可能性が高く、無駄なコストになってしまいます。
そのため、リストを作成するときには必ずターゲットを明確にしましょう。
送付リストはこまめに更新する
一度送って住所不明などで戻ってきた住所はリストから削除しましょう。
リストを随時更新することで無駄な発送を防ぐことができます。
そのまま捨てられることを防ぐ
DMは多くの場合、読まれることなく破棄されてしまいます。
そこで、工夫をこらすことで見てもらう確率を上げることができます。
- DMにターゲットを書く(例:歯科医院向けの医療機器のご紹介)
- 簡潔な言葉で内容を書く
- 興味をそそるコピーを書く
- 期間限定などお得感を出す
- DMの紙質にこだわってみる
- 茶封筒にして開いてみないとわからないように工夫する
- 郵便物が多く届く曜日を避けて送る
- 宛先はご担当者様とは書かず、必ず名前を書いて送付する
- デザインのパターンを変えて、送付する(どちらが訴求力が強いか把握するため)
- DMの形を変えたりして、ターゲットが興味を持つようにする
- 商品サンプルを同梱する。