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- コスト削減で生み出す企業のチカラコスト削減とは?
コスト削減は企業における最適化を目指すこと
会社が動くことで、あらゆるコスト(経費)が発生します。
言い方を変えれば、人件費、賃料、電気代、郵送費などのコストを使い、事業を大きくしていくとも言えます。
会社にとって大切なコストですが、無尽蔵に消費できるわけではありません。売上げ以上に経費を使ってしまっては赤字となり、本末転倒です。
売上げを増やし、コストを削減する。
経費を完全になくすことはできませんが、経費を削減することは充分に可能です。
また、売上げは予測するのは難しいですが、コストを把握することは簡単で、その中から削減できる部分を探していけばよいのです。
削減できた経費 = 純利益
となりますので、コスト削減は会社の利益に直結する取り組みといえるでしょう。
コスト削減について考える
普段、当たり前に使っているコストについて考えてみましょう。
コストの定義は、『利益をあげるために必要な企業活動のすべての費用』になります。
「コピー用紙の裏は使うな!」の著者 村井 哲之さんによるとコストは3つに分けることができるそうです。
エネルギーコスト
電気代、都市ガス、プロパンガス代、上下水道代など
オフィスコスト
通信費、コピー代、宅配・郵送代、家賃、ビルメンテナンス費、警備費、カーリース代、事務用品費、OA機器代、器具備品代など
オペレーションコスト
パート労働人件費、物流費、商品ロスに伴う経費(不良品、万引き対策)など
またまた引用させていただきますと、コスト削減の手法は3つに分類できます。
- 調達改善
おおもとの契約条件そのものを見直すこと - 運用改善
使用量そのものを最適化すること - 設備改善
設備を導入すること
※上記を繰り返す
結論として、コスト削減に終わりはありません。
取り組めば取り組むほどコストの無駄が見えてくるものです。
コスト削減の可能性
利益 = 売上高 - 経費
コスト削減を進めれば、それだけ経費を減らすことができます。しかし、肝心の売上が伴っていなければあまり意味はありません。
目的はあくまでも【売上を上げること】。
そのうえで、無駄なコストを減らしていくことで、業務の効率化を目指します。
無駄なコスト削減には当然、サービスの質を落とすようなものが入っていてはいけません。
サービスの質を落とさず、いかにコストを抑えていくかが会社の課題になります。
売り上げを最大に、コストを最小にしていくのが、成長できる企業の条件だと思います。
生半可な気持ちで取り組むのではなく、社員全員が経費削減を意識するようになって初めて、その効果を実感することができるようになります。
『コスト削減で得られる効果』を読む